すこやか「家庭で徹底すべき、食中毒を防ぐ3大原則」

食中毒を防ぐには「細菌を付着させない」「量を増やさない」「殺菌する」が3大原則。そのために心がけたいのが以下の3つです。

まず、手をよく洗うこと。手から食品に細菌が感染しないよう、トイレの後、調理前、食事前に十分に洗いましょう。洗ったあとは清潔なタオルでしっかり拭きます。

次に、食品をよく洗うこと。野菜や魚介類などは流水でしっかり洗ってから調理すれば、菌が食品についている場合も落とすことができます。

最後は、十分に加熱すること。肉類などは十分に火を通し、加熱したらできるだけ早く食べるようにします。作り置きはせず、必要分だけ調理することを心がけたいものです。

それでも食中毒にかかってしまったら、下痢や嘔吐による脱水症状に気をつける必要があります。水やスポーツ飲料などで水分をしっかり補給しましょう。また、吐いたものが気管支に詰まってしまわないよう、吐きやすいように横向きで寝ることもポイントです。