東洋医学では、「腎=生命活動の源である「精」を貯蔵し、成長、発育、生殖、水分代謝を司る臓腑」は体内の水分や塩分のバランスを整えたり、ホルモンや免疫の働きとも深い関わりがあるとされています。夏が終わる頃、なんとなく疲れやすい、夕方に脚がむくむ、夜中にトイレが近いなどの不調が出る方は、“腎の弱り”が背景にあるかもしれません。
とくに、もともと冷えやすい体質の方や、慢性的に疲れが抜けにくい方は、夏の冷房・冷たい食べ物・睡眠不足が重なり、“腎”の負担が大きくなっているケースが多いです。
この時期の養生ポイントは「温めて休む」。特別な運動よりも、睡眠の質を高めることが重要です。夜はスマートフォンや強い照明を早めに切り、静かな空間でゆっくり過ごすよう心がけてみましょう。
また、腎は「耳」ともつながっているため、耳鳴りや難聴のような症状が出ることも。その場合も、無理せず身体を休め、自然のリズムに合わせた生活が回復の近道になります。
夏に頑張った分だけ、秋を迎える前に一度“腎をいたわるタイミング”を作ってみてはいかがでしょうか?
疲れ・むくみ・トイレが近い・耳の不調など様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
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