9月に入り、季節の変わり目には、なぜか気分が沈んだり、焦燥感を感じたりと、「なんとなく心が落ち着かない」ことはありませんか?
東洋医学では、「心(しん)」は精神活動や感情、睡眠をつかさどる大切な臓腑とされています。
夏は「心」が最も活発になる季節。太陽のエネルギーが強い夏には、活動的な日々を送ることが自然の流れです。ですが、8月も終わり9月になると陽気は徐々に弱まり、秋へと移り変わっていきます。その変化に心がついていけず、情緒の揺らぎや睡眠の質の低下などがあらわれやすくなるのです。
この時期の「心」をいたわるためには、“ゆっくり、丁寧に”がキーワード。
おすすめのケアは次のようなものです:
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ぬるめのお風呂で副交感神経を優位に
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寝る前のスマホ断ちと間接照明で心を静める
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ハーブティーや香りでゆるやかなリズムをつくる
また、話すことや書くことも、心を整えるセルフケアのひとつ。日記やメモに、今日の自分の気持ちや体調を綴ってみるだけでも、不思議と心が落ち着きます。
東洋医学では「心は舌に開竅(かいきょう)する= 舌は心の状態を反映するため、「心は舌に開竅する」といわれています。」とも言われ、話す・味わう・表現することが心を養うと考えられています。
変化の多い9月こそ、自分の「心の声」に耳を傾けるチャンス。
やさしく静かな時間を意識して取り入れてみてくださいね。
なんとなく落ち着かないなど様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
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