12月はイベントや仕事の締めで一年でもっとも忙しくなる時期。東洋医学では、この時期の不調は「気血水」の巡りが乱れているサインと考えます。
まず「気」が不足すると、やる気が出ない・疲れやすい・呼吸が浅いといった症状が生じます。気を補うには、温かい食事と深い呼吸が効果的。温めた飲み物をゆっくり飲むだけでも気の巡りは整っていきます。
血が不足すると、めまい・冷え・不眠・生理の乱れが起こりやすくなります。黒い食材、ほうれん草、レバー、小松菜など血を補う食材を意識しましょう。
水の巡りが悪くなると、むくみ、頭重感、体の重だるさにつながります。冬は水分代謝が落ちるため、生姜・ネギ・味噌汁などで体内を温めて循環を促すことが大切です。
忙しい12月こそ、「気血水」のバランスを整えることが年末疲れの回復に役立ちます。
※ 東洋医学の「気血水」とは、健康を維持するために体内でバランスを保つべき「気（エネルギー）」、「血（血液とその働き）」、「水（血液以外の体液）」という3つの基本的な要素です。
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