私たちは普段から仕事や家事などの日常生活を送るうちに、徐々に疲れを感じるものです。
そんな日常のちょっとした疲れなら休めばとれるかもしれませんが、疲れが少しずつ溜まっていき、慢性疲労になると休息や睡眠では改善されずに倦怠感や不快感を伴います。
疲れの種類を大まかに分類してみると
1⃣ 単なる肉体疲労(働き過ぎによるもの)
2⃣ ストレスによる疲労(人間関係や環境によるもの)
3⃣ 神経疲労(パソコンなどをよく使う人)
4⃣ 栄養不良(ビタミン・ミネラル不足の人)
大きく4つに分けることができます。
今回はこの中でも4⃣の栄養不足についてお話しさせて頂きます。
疲れが慢性化しやすい理由のひとつに、体温のように測定できる指標がないことが挙げられます。15~65歳の約6割以上の人が疲労感を自覚しているといわれており、現在は原因不明の疲労が6ヶ月以上続くと慢性疲労症候群と呼ばれます。
しかし、原因が全く分からないというより、西洋医学の範疇で捉えることができないだけかもしれません。最初は単なる疲れだと思っていても、長く放っておくと大事に至ることもありますので早めに対処した方がいいですね!
疲れを軽減するには次の3つの実施が必要です。
1⃣ バランスの良い食事(できるだけ旬のもので、新鮮なものが良い。ビタミン・ミネラル・酵素がたっぷり)
2⃣ 充分な睡眠(非常に大切です!足りないと新陳代謝が鈍くなり便の排泄も悪くなります。)
3⃣ 適度な運動(血行を促し筋力を保ち全身の代謝をアップします)
栄養不良による疲労は、栄養が足りなくて全身のエネルギー代謝がうまく回らない為に引き起こされます。
○ 心臓がバテるように感じた時(動悸、息切れ、低血圧、シャキッとしない)→コエンザイムQ10、カルシウム、マグネシウムなどの摂取がオススメです。
○ 肝臓が弱ったように感じた時(だるい、疲れる、イライラする)→レバー、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、液体酵素の摂取がオススメです。
疲れは疲労物質が体に溜まることで引き起こされます。肩に溜まれば肩こり、頭に溜まれば頭が重く感じ、血液に溜まれば倦怠感、筋肉に溜まれば筋肉痛などを感じやすくなります。
私たちは生きるために食事を通して糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素を摂取しますが、同時に3大栄養素はそれぞれ3大老廃物となります。
○ 糖質(ごはん、パンなど)→乳酸
○ タンパク質(お肉、豆)→アンモニア
○ 脂質(バター・チーズなど)→過酸化脂質
よって食べすぎると老廃物の蓄積により体は疲れます。疲労が長引いていると感じる人は、食事量を少し減らして、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を多く含んだ食べ物やサプリメントを補給すると良いでしょう。
特に牡蠣肉エキスや液体酵素などは手軽に摂れるサプリメントとしてオススメです。
また、キチン・キトサンは肝臓や腎臓の代謝と排泄を助ける働きがあるのでデトックス作用により老廃物の排出が促進され、疲労の軽減が期待できます。