すこやか羅針盤⭐︎リウマチ

膠原病とは

 

皮膚の膠原繊維(コラーゲン)に異常が現れる病気という特徴から命名されました。

自己免疫の異常で起こる病気を膠原病と呼んでいます。

膠原病は、真皮・靭帯・腱・骨・軟骨などを構成するタンパク質であるコラーゲンに全身的に障害・炎症を生じる疾患の総称です。

 

リウマチとは

 

関節リウマチが有名ですが、全国でも患者数は70~100万人といわれています。

男女比では1:4と女性に多く、発症のピークは30~50代でしたが、高齢化に伴い現在では60歳代の発症が多くなっています。

免疫が異常になり、自分で自分を攻撃するようなものです。

その結果、関節の滑膜に炎症が生じる疾患です。

 

手の指や足の指など小さな関節に対称性に関節炎が生じますが、だんだんと膝や肘、肩、腰など大きな関節も侵されることも少なくありません。

また痛みのある関節を動かさないでいると、あまり動かなくなり、ひどい時には強直といって関節がひとかたまりの骨となって動かなくなることもあります。

 

朝のこわばりがまず特徴です。

起床後すぐにはこわばって動かしにくく、昼頃には普通に動くようになっています。

夜間は血行が低調となり、手足の未端まで十分に届いてないので朝が一番辛いのです。

 

また全身倦念感や疲労感を持つことも特徴です。

今のところ原因は完全には分かっていませんが、遺伝性のものです。

そしてストレスや環境、両親へのマイナスの思いなどにより、自己の遺伝子からマイナスの遺伝子を引っ張り出して、同じようにリウマチになっています。

 

治療の基本は薬物療法です。

以前はステロイド剤・非ステロイド剤・金製剤が中心でしたが、最近はリウマトレックス(メトトレキサート)が使えるようになり、生物学的製剤も使われ始めました。

そのおかげで、炎症や痛み・関節の破壊の進行が止まったり、身体の機能も維持できるようになってきました。

しかし、生物学的製剤の医療費が高額であることから、最近の関節リウマチに係る医療費は高騰してしまいます。

 

リウマチは初期症状が出始めたころであれば、漢方薬や体質に合った健康食品などでも十分に治せます。

リウマチでお困りの場合、鏡薬品波動漢方研究所にお気軽にご相談下さい。