これからの、健康長寿のカギ「慢性炎症」を予防しよう
急性と慢性、顕(あらわ)れ方に大きな違いが!
腫れる、痛い、赤くなる、熱を帯びるなどの症状が「炎症」。
程度の差はあれ、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
このような症状は「急性炎症」といい、局所の血流が増加し、血管内から血管外(細胞間)に血漿成分が滲出することによって起こります。
このような炎症は、異物や病原体を排除し、細胞を修復するための防御機能であり、正常な生理反応。
回復するにつれて、症状は治まっていきます。
一方、「慢性炎症」とはその名の通り、炎症が長きにわたって続く状態のことをいいます。
内臓などで炎症が起き、静かに、長期間にわたって続きます。
同じ炎症でも急性とは大きく違い、自覚症状がないため見逃しやすいという怖さがあります。
慢性炎症が様々な病気の原因になると、近年注目されています。
慢性炎症になると、病原体を攻撃したあとも活性酸素が放出され続け、正常な細胞を破壊するからです。
まさしく “万病のもと” と言えるでしょう。
慢性炎症が引き起こす代表的な疾患
● メタボリックシンドローム
肥満は内臓脂肪組織に慢性炎症を起こします。
その結果、糖尿病、動脈硬化を発症します。
● 動脈硬化症
生活習慣病には慢性炎症が深く関わっていると考えられるようになりました。
● がん
予防には、慢性炎症対策が非常に重要だと考えられています。
高齢者は、免疫力の低下や細胞の老化、代謝や内分泌系の変化により、慢性炎症が起きやすくなります。
また、活性酸素の増加により老化は一層促進されるため、悪循環が想像されます。
検査で早期発見、予防対策
慢性炎症があるかどうかは、血液検査で知ることができます。
体内に炎症が起きているとあらわれるたんぱく質、CRP(C – Reactive Protein)を測ることで炎症の程度を知ることができるのです。
事前に確認の上、健康診断などで検査することが可能です。
これからは慢性炎症を起こさない、早期に治療することが健康長寿のポイントとなりそうです。
慢性炎症でお困りの方は、お気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご相談ください。