12月は、静かに過ごす冬の性質と、イベントが増える社会の動きがアンバランスになり、心が疲れやすくなる時期です。東洋医学では、冬は「精(=生命活動の源となる最も基本的な物質)」を蓄える季節であり、無理をしすぎると気力が消耗してメンタルの不調が出やすくなると考えます。
気持ちがざわついたり、落ち込みやすい時は「腎(=生命力の源である「精」を貯蔵する臓腑であり、成長、発育、生殖、老化など、生命活動全般を司る、生命エネルギーの根源)」と「心(=血流を全身に巡らせるポンプ機能と、意識、思考、感情などの精神活動の両方)」のバランスが乱れているサイン。深呼吸やゆっくりした散歩で気を整えるだけでも、冬の心は軽くなります。
食事では、黒ごま、黒豆、栗、くるみなど腎を養う食材が気持ちの安定にも役立ちます。温かいスープを一杯飲むだけでも、心がほっと緩むのを感じられるでしょう。
12月は「がんばらない勇気」も大切。少し立ち止まることで、心のエネルギーが自然に戻ってきます。
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