骨卒中って知ってますか?

九州などでは1月20日に、正月用に用意したブリを骨まで食べ尽くすことから「骨正月」といい、正月の行事納めの日でもあります。昔の人は骨までしっかりと食べ尽くすことで、一年を通して健康でいられるようにとの思いが感じられます。骨がしっかりしていることが、まず健康の土台となるということです。

ところで皆さん「骨卒中」という言葉を聞いたことがありますか?

私も初めて年末に買った週刊ポストGOLDで知りました。「骨卒中」で死んだら地獄、と言う大きな見出しで書いてありました。

日本人の死因の上位を占める「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」。この三大疾病と同等以上のリスクをはらむ新しい病気が医学会で注目されています。その病は「骨」から始まり、やがて全身を蝕んでいくという。日本骨粗鬆症学会は、命にもかかわる骨折を「骨卒中」と呼び、多方面に警鐘を鳴らしています。

大腿骨近位部を骨折した人の5人に1人は1年以内に亡くなっています。5年で半分の人が亡くなっています。ご年配の方が骨折すると、元の日常生活が満足に送れず、寝たきりになるケースが多いです。それによって、全身の状態が悪化して心肺機能が低下し、心不全や肺炎を起こしやすくなります。合併症で死亡するケースも少なくありません。

「骨卒中」が起こりやすい場所は、肩、手首、背骨、足の付け根などです。一つの骨折が次の骨折を引き起こす「ドミノ骨折」が引き起こされます。さらに骨が弱ると東洋学的にも脳に影響が出て来て、認知症に進展ケースも多くなります。ですから、骨粗鬆症のリスクがある人は要注意です。若い頃と比べて2~3㎝以上身長が縮んだ人は背骨が圧迫され骨折している可能性があるので危ないです。

現在は世界初の代謝活性型ホルモンサプリとして、「天然オステオカルシン」がありますので、骨が出す最高の若返り物質として補給することで、骨をしっかりと丈夫な骨にすることが可能です。当研究所でも、89歳の女性が圧迫骨折され痛みがあったのが、活性型のカルシウムと天然オステオカルシンで、1ヶ月かからずに病院では改善していると言われたと報告がありました。これからの時代、骨の健康管理に「天然オステオカルシン」がきっとお役に立てます。