Q：年末年始に食べすぎてしまいます。東洋医学でできる対策はありますか？
A：食べる順番・温度・呼吸を整えるだけで胃腸が驚くほどラクになります。
年末年始は、楽しさと同時に“つい食べすぎてしまう”季節。東洋医学では、この時期は“脾（ひ）＝消化器系全般の働き”が弱まりやすく、負担が溜まるとむくみ・冷え・だるさが一気に出るとされます。そこで、今日からできるやさしい予防法をご紹介します。
まず大切なのは 「温かいものから始める」こと。
白湯やスープを最初に入れることで、胃がふんわり温まり、消化の準備が整います。また、冷たい飲み物は“脾”を冷やすため、食事中だけでも温かい飲み物に変えると効果的です。
次に、“野菜 → たんぱく質 → 炭水化物”の順で食べると、食べすぎ防止に役立ち、血糖値の急上昇も防げます。
そして、東洋医学で意外と重要なのが 「食べながら深呼吸」。
早食いは脾胃（＝消化吸収に関わる働き）に大きな負担を与えるため、呼吸を意識するだけで食べるペースがゆっくりになり、満腹感も得やすくなります。
さらに、食後は “あたためること” が最大の養生。
カイロでおへその下を温めると、“気”と“血”の巡りが整い、胃の重だるさが軽くなります。
無理な食事制限ではなく「冬のからだをいたわる食べ方」をぜひ取り入れてみてくださいね。
冷え、むくみ、疲労感、やる気が出ないなど様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
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