《胃腸が疲れる夏の夜食》

暑さで夕食を軽く済ませたあと、夜にお腹が空いてアイスや冷たい麺をつい口にしてしまう。そんな経験、ありませんか?東洋医学では、夏の夜食は“脾(ひ)”=胃腸に大きな負担をかけると考えます。
“脾”は消化・吸収をつかさどり、体のエネルギー源である“気”を生み出す大切な器官。冷たいものや夜遅くの食事はその働きを鈍らせ、胃もたれ・下痢・だるさなどの「脾虚(ひきょ)」症状を引き起こします。
夜は体の機能が鎮まる「陰」の時間。そこへ刺激の強い食べ物を入れると、休むはずの内臓が働き続け、体全体が疲弊します。
どうしても何か口にしたい時は、常温以上の白湯や、温めた豆乳、葛湯のようなやさしい飲み物を。梅干しや少量の温かい味噌汁など、軽くて消化に負担がないものを選びましょう。
胃腸は夏の体力を左右する大事な土台。夜食は「脾をいたわる時間」と捉え、ゆったりした気持ちで眠る準備をしてみてくださいね。

 

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