暑さが続いた夏の終わり、東洋医学では“脾胃(ひい)”の弱りに注意が必要とされています。脾胃は食べ物から「気(エネルギー)」を作る臓腑であり、夏の冷たい飲食物や食欲不振によりダメージを受けやすく、夏バテの大きな原因にもなります。
「なんとなくだるい」「食べても元気が出ない」「胃がもたれる」という不調がある場合、まずは“胃腸をリセット”することが大切です。
おすすめなのが、朝は温かい白湯を飲み、昼は消化のよいお粥や雑炊、夕食は湯気のたつスープを中心とした食事。冷たい麺やアイスを避け、体を内側から温めるよう意識しましょう。
また、「脾胃は湿気を嫌う」とされており、甘い物や脂っこいもの、生ものの摂りすぎは湿(=体内に溜まった余分な水分や老廃物)をためこむ原因に。シンプルで自然な味付けを心がけると、回復が早まります。
胃腸が元気になれば、体全体の「気」が巡りやすくなり、自然と夏バテから抜け出せる体に整っていきますよ。
※東洋医学の「脾胃(ひい)」とは、飲食物の消化・吸収・運搬を司る臓腑の働きを指します
だるい・元気が出ない・胃もたれなど様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
📞 0955-58-9739