“心(しん)”をいたわる、夏のリラックス食養生

東洋医学では、夏は「心(しん)=血液循環を支配し、精神活動(意識、思考、感情など)をコントロールする役割を担っています。」と深く関わる季節とされます。

心は、「血(けつ)=血液だけを指すのではなく、血液に含まれる栄養素や、正常に血液が流れるかどうかといった意味も含んでいます。」や精神活動をつかさどる重要な臓腑。強い陽射しや熱、寝苦しさ、人間関係のストレスなどで“心”が乱れると、イライラ・不眠・胸のモヤモヤ感など、夏特有の不調が現れやすくなります。

そんな時に取り入れていただきたいのが、「心をいたわる食と時間」です。赤い食材――例えばトマト、スイカ、なつめ、クコの実などは、心に対応する色“赤”を持ち、気血を補いながら心を潤す作用があるとされます。冷えすぎず、やさしく温かみをもって調理すると、消化器にもやさしくなります。

さらに、香り高いハーブティーやジャスミン茶などをゆっくり飲むことも、気の流れを整え“心”を落ち着かせる小さなリセット時間に。食後にひと呼吸置くような習慣を作って、心をホッとさせる時間を日常に取り入れてみましょう。

夜の過ごし方も大切です。スマホやパソコンの強い光から離れ、間接照明で落ち着いた空間をつくるだけでも“心神(しんしん)=精神活動”は安らぎ、睡眠の質が変わってきます。

夏の疲れは、体だけでなく“こころ”にも溜まりがち。ゆったりとした呼吸と食事で、心をいたわる時間をもってくださいね🌙

イライラ・不眠・胸のモヤモヤ感など、夏特有の不調などでお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。

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