漢方相談☆指先まで栄養と、うるおいを(主婦湿疹)

Q

結婚して水仕事をすることが増えてから、手が荒れ湿疹ができるようになりました。

塗り薬をつけても、あまり効果がありません。 (28歳・主婦)

 

A

水仕事をする機会が多い女性は、主婦湿疹が起こりやすくなります。

特に合成洗剤は脱脂作用が強いので、使いすぎると手の皮膚が乾燥して皮膚の抵抗力を奪います。

水仕事をしても、すべての人が湿疹になるわけではありません。

漢方では、主婦湿疹になりやすい人は、「血(けつ)」※ という栄養物質に問題があると考えています。

末梢のすみずみまで「血」を送ることができないので、手のひらのかさつきやヒビ割れなどの症状が現れるのです。

治療は不足している「血」を補ったり、胃腸を立て直して「血」を作る力を強くするなど、指先の栄養状態を高めることをポイントに行います。

※ 「血」(けつ)…・・体の働きを支える栄養物質。

「血」が不足したり流れが悪くなったりすると、生理や髪、肌など、さまざまなところに影響が現われます。

 

生活アドバイス

○ 水仕事をするときは必ず手袋で保護する

○ 冷水を避け、ぬるま湯を使う

○ 水仕事の後はクリームでケアする

 

頑固な手荒れや湿疹や乾燥、かさつき、ヒビ割れでつらいときは、お気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご相談ください。

📞 0955-58-9739