夏バテを回復するには、「質のよい睡眠」が何よりの養生法だと東洋医学では考えます。日中に汗をかき、夜も寝苦しい暑さが続くと、体力も気力も消耗しがちです。
特に“心”と“腎”※にダメージが蓄積されると、寝つきが悪い・夜中に目が覚める・夢を多く見るなどの睡眠トラブルが出やすくなります。これがさらなる夏バテの悪循環を生んでしまうのです。
まずは、夜の過ごし方を工夫しましょう。夕食は寝る3時間前までに済ませ、強い光(スマホやテレビ)は寝る1時間前にはオフ。照明はやわらかく、静かな音楽やアロマで副交感神経を高めてみてください。
また、体の熱を自然に下げるため、足湯やぬるめの入浴も効果的です。体がリラックスしやすくなり、深い眠りへと導いてくれます。
東洋医学では「眠ることで陰(体を回復させる力)が養われる」とされます。しっかり眠れる環境を整えることが、夏の疲労回復の近道ですよ。
※「心」は精神活動や血液循環を、「腎」は成長、発育、水分代謝、生殖機能をそれぞれ管轄します
寝付きが悪い・夜中に目が覚めるなど様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
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