冷えから腎を守る、夏の“見えない消耗”に気づく東洋医学の視点

真夏の太陽の下、私たちのからだは汗をかき、体表は熱を持ちます。一見、温まっているように思えますが、実はその裏でじわじわと「冷え」が進行していることをご存知でしょうか?

東洋医学では、**「腎は寒を嫌う(=腎臓は冷えを嫌う臓器です。 腎臓のろ過機能には毛細血管がたくさん集まっています。 体が冷えると血流量が低下するので、腎臓の血流量も低下して腎機能自体が落ちてしまう場合も。 他にも、冷えによる腎臓への弊害はこんなものがあります。 体温が下がると白血球の動きが鈍くなり、免疫力が落ちて風邪などの感染症にかかりやすくなります。)」**と言われ、冷えは腎の大敵とされています。

とくに冷房のきいた室内で長時間過ごしたり、冷たい飲食物を頻繁に摂取したりすることで、からだの内側が冷え、**腎(腎臓など泌尿器系の器官や成長や生殖を司るエネルギーのもと)のエネルギー=「腎気」**が静かに消耗していきます。

この「腎気の消耗」は目に見えにくく、次のような症状として現れることがあります:

  • なんとなく疲れが抜けない

  • 夜になるとだるさが増す

  • 足腰が重だるい・冷える

  • トイレの回数が不安定

  • 朝スッキリ起きられない

これらは腎のエネルギー不足からくる「腎虚(腎の働きが弱った状態)」の兆候とも考えられます。

回復のポイントは、「冷えを避け、腎を温め、やさしく休ませること」。
おすすめの養生法は以下の通りです:

  • 夜更かしを避けて早めに眠る

  • 湯船につかって体の芯を温める(シャワーだけは避けましょう)

  • 冷たい飲食を減らし、常温〜温かいものを選ぶ

  • 足首やお腹を冷やさない服装を心がける

  • 黒豆・黒ごま・山芋など、腎を補う「黒い食材」を日常に取り入れる

夏の終わりは、“目には見えない疲労”がたまる時期。特に腎は、冬に向けてエネルギーを蓄える準備を始める季節に入ります。
今ここでケアをしておくことが、秋〜冬を元気に過ごすための土台になるのです。

「夏なのに冷えているかも?」そんな気づきが、からだを守る第一歩。
今日からできる小さなことから、腎をいたわる習慣を始めてみましょう。

疲れ・だるさ・足腰が重だるい・冷え・トイレが近い・朝スッキリ起きられないなど様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。

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