Q. 台風の前になると頭痛やだるさが出るのはなぜ?
A. 東洋医学では、気圧や湿度の変化によって「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りが乱れるためと考えます。
台風が近づくと「気圧の低下」によって体が外の変化に影響を受けやすくなります。体の中では「水」の巡りが滞り、むくみ・頭痛・関節痛・重だるさなどが現れやすくなります。また、気圧の変化は自律神経にも影響し、めまいや不安感、眠気を感じる方も少なくありません。
東洋医学ではこの状態を「湿邪(しつじゃ)=高湿度な環境が原因で体内に余分な水分や老廃物が溜まり、体の不調を引き起こす病理状態」や「気滞(きたい)=気」(生命エネルギー)の流れが滞り、心身の不調を引き起こす状態」と呼びます。湿気が体内にこもると気の流れが滞り、全身が重く感じられるのです。まずは無理せず、ゆったりとした呼吸と十分な睡眠を心がけましょう。
※ 気・血・水(き・けつ・すい)とは、気はエネルギー、血はカラダの中を流れる赤い液体(血液)、水はカラダの中を流れる血以外の液体をさします
気圧の変化による自律神経の乱れ、むくみ、頭痛、関節痛、だるさめまい、不安感など様々な症状でお困りでしたら、どうぞお気軽に鏡薬品波動漢方研究所までご連絡ください。
📞 0955-58-9739