Q
最近ナプキンの使用量が多くなり、気が付くと下腹部に小さいしこりができていました。
痛みが強いので医者に行ったところ、子宮筋腫と診断されました。
手術しないで治したいのですが。(30歳・OL)
A
子宮筋腫は大きくなるにつれて痛みが増してきます。
しかし、良性の腫瘍ですからそれほど心配する必要はありません。
かつては摘出手術を行うことがありましたが、現在では薬剤を使いながら経過を見るようになっています。
漢方では子宮筋腫を、子宮の周辺の滞った血液(瘀血=おけつ)と過剰な水分(痰湿=たんしつ)※ が固まった「コブ」としてとらえています。
子宮は血液が多く集まるところですから、こうした「コブ」ができることはけっしてめずらしいことではありません。
治療は、余分な血液と水分を除去しながら、生理痛などの付随症状を改善するようにします。
※ 痰湿 (たんしつ)..体の中にたまっている病的な水分。
※ 瘀血(おけつ)…ネバネバ血液。
どちらも病気の大きな原因になる。
生活アドバイス
○ 適度な運動を心がける
○ 体の冷やしすぎに注意を
○ 動物性脂肪をとり過ぎない
つらい子宮筋腫の症状でお困りでしたら、鏡薬品波動漢方研究所までお気軽にご相談下さい。
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